朝日聖書教会は、TEAM宣教師 J.フレンズ師夫妻と栄聖書教会の祈りと働きにより、1982年に設立されました。みことばを中心とした、地域に開かれた温かい教会となることを目指しています。人口減少が顕著となりつつある日本において、人口、特に若い世代の人口が増加している恵まれた地域に置かれている教会として、積極的に宣教活動を行っていきたいと願っております。

日本福音キリスト教会連合の歴史と沿革

 日本福音キリスト教会連合(Japan Evangelical Church Association)は、福音主義で超教派の宗教団体に起源をもつ四者が集まって1992年に設立されました。

 第二次大戦後、日本での宗教が再開されると、多くの各国宣教団によって教会が生まれ、教会形成がなされました。教派宣教団による宣教の結果生まれた教会は必然的に<教派教会>として形成されましたが、特に超教派宣教団による宣教の結果生まれた多くの教会は、同じ信仰告白に立つ教会でありながら、各宣教団を核に<宣教団の教会>として教会形成をしてきました。

 このように多くの課題を共有しながら成長してきた福音主義の群れのひとつがリーベンゼラ・キリスト教会連合であり、日本新約教団であり、単立キリスト教会連盟であり、北海道福音教会協議会ありました。先ず教会連合の設立の母体となった四者と関連宣教団の歴史をたどります。

日本福音キリスト教会連合設立までの経緯

 1968年5月、信仰告白と教会政治をほぼ同じくするリーベンゼラ、新約、単立連盟の三者の教会協力委員による第一回教会協力委員会が開かれ、協力や合同についての公式の話し合いがなされました。1980年4月三者が連合することについての基本方針が確認されました。

 1986年4月、三者は組織的合同への中間的段階としての「キリスト教会中連合」を発足させました。その後1987年に北海道福音教会協議会が中連合に加わりました。四者の代表によって構成された中連合協議会と合同専門委員会の働きによって、また、四者のそれぞれの実行機関と諸教会との話し合い等の働きによって、合同への準備が徐々になされました。

 

 四者は「教会は、キリストをかしらとするからだとして一つである。この祝福された事実は地上の教会のいとなみの中で告白され、証言されなければならない。同じ主によって建てられながら、それぞれの生い立ちの背景や、そのあり方、言語表現の違いなどによってへだてられた地域教会、教団が、できる限りそのへだたりを解消し、聖なる公同の教会に属するものとして、よりふさわしいあり方の具体化を求めることは主のみこころであると信じる。」(規約前文から抜粋)との理想のうちに燃えて、それぞれの組織を解消して、1992年4月29日、横浜で主の摂理のうちにキリストにある「日本福音キリスト教会連合」(略称:教会連合/JECA)を設立しました。